最要中臣祓

現代では最要中臣祓を最要祓、大祓詞中臣祓を大祓詞とされ
肝心な名前も中身も抜けておいます。

正式な法を令として宣(のる)ことが一事万事だと
私のところでは戦後に変えさせられた詞より
古代言葉、漢文を重要視しています。

大祓は全体で12段事(~の段という)に分けられています
その中から最も重要な部分が最要中臣祓
「罪穢れを祓う」部分の祝詞です。

神を敬い嘆願する文に簡素があってはなりません

特にこの祝詞は天(高天原)を崇めくところからはじまり
神、日本の成り立ちを謹み敬い、自身の祓いが
まとめてあります。

全文227言で構成されておりバッグなどに入れて
気軽に神社等で奏上できます。

大祓詞は長いし神殿前にいずらいという時にも使えます。
短縮版でもありますが最要中臣祓という名称がついてる以上
正式祝詞であります。

私の日継宮での記録ではおよそ室町時代に、とある神道主が
作ったとされています。

祝詞は奏上する時、今日は不調の中、奏上しては失礼かなと
神様的には大丈夫なのですが人間我が身と考えてしまいます。

そんな時にも短い文面となってますので優れています。

最要中臣祓はじつは、大祓にない詞がつけられています。

2 件のコメント

  • 高天原(たかまのはら)とふりがながついていますが私は、(たかあまはら)と奏上しています。どれが正しいとか正しくないとかではなく、自分はどうあるべきかご指導していただいている神に伺いをたてるのも必要だとおもいます。
    もしかしたら伺い済かもしれませんが?

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